社長コラム(第45号 2026年10月)

  • 社長コラム

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「言ってくれて、ありがとう」

皆様、こんにちは。

少し前の話になりますが、社内の懇親会で、ある社員から「西川さんは話が長い」と率直な指摘を受けました。

そのとき、ハッと我に返りました。

自分では必要なことを伝えているつもりでも、聞く側にとっては、そうではなかったのかもしれません。日頃から会議の効率化や要点を絞った報告の大切さを皆さんに伝えている私自身が、できていなかったわけです。
ただ、この指摘を受けて、自分のプライドを守ろうという気持ちは全くありませんでした。むしろ、率直に言ってもらえたことがありがたいと感じました。

それ以来、人前で話す際には、何を一番伝えたいのか、どのような言葉を選べば端的に伝わるのか、どのようなトーンで話せば相手に届くのか、自省しながら話すことを意識しています。
今回の出来事を通じて、改めて考えさせられたことがあります。

組織の中で立場が上がるほど、自分に対して率直に指摘してくれる人は少なくなります。社長や役員、管理職になると、周囲が気を遣い、改善すべき点があっても、なかなか言ってもらえなくなるものです。
だからこそ、誰かが勇気を出して指摘してくれたときには、それをストレスや批判として受け止めるのではなく、「言ってくれて、ありがとう」という気持ちで、素直に、真摯に向き合いたいと思います。

これは私自身への戒めでもありますし、組織を率いる立場にある方々にも大切にしていただきたい姿勢だと思っています。

一方で、言われたことにいつまでも悩んでいる暇はありません。

切り替える。リセットする。

私は時折、投資について話をしますが、投資の世界では、損失を必要以上に引きずらず、次の判断に進むことを「損切り」といいます。
人間関係や仕事も、少し似ているように思います。
指摘されたことに落ち込んだり、腹を立てたり、自分のプライドにこだわったりしても、そこからは何も生まれません。
そんなときこそ、まるで幽体離脱したかのように、少し離れたところから自分自身を眺めてみる。

「ああ、自分はこんなふうに見えていたのか」

そうやって客観視できれば、あとは行動を変えればよいだけの話です。

そして、私が最も重要で、裏切らないと考えている投資は、株式でも不動産でもなく、自己投資です。
新しい知識を身につけること。自分の弱点と向き合うこと。異なる意見を受け止め、視座を高めること。
こうした積み重ねは、すぐに結果が出るとは限りませんが、確実に自分自身の財産になっていきます。
自分にとって納得のいかないことを言われる場面もあるでしょう。もちろん、相手の言うことがすべて正しいとは限りません。それでも、必要以上にへこたれず、自分にとって学ぶべきところだけを受け取り、次に進めばよいのです。

一人でも多くの方が、変化を前向きに受け止め、自ら成長し続ける力を育んでいけることを願っています。

人生、死ぬまで勉強です。

何歳になっても、どんな立場になっても、学ぶことに終わりはありません。
今回の話は、私自身のちょっとした実体験ですが、皆様にも何かの気づきになればと思い、共有させてもらいました。
ちなみに、私の話がまだ長いと感じたら、遠慮なく教えてください(笑)。

11月もポジティブに行きましょう!
おわり

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