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事業内容

樹脂切削加工

アクリルやPET、PCなどの様々な樹脂素材の切削加工を行っています。
徹底した寸法管理による高精度な切削加工を実現し、スクリーン印刷やパーツ自動組立と組み合わせることにより、高品位で高付加価値の商品を提供しています。

ニチベイパーツでは、特に「平面が重要視される部品」を得意としています。
対象は以下のような部品です。

これらは、平滑性や厚みによる高級感、多様な加飾・機能コーティングが求められる部品であり、
成形加工ではコストや精度の面で難しいお客様の課題を切削加工によって解決しています。

希望する厚みの樹脂シートから切り出すことで、安定した厚みを保ちながら必要数量を金型不要で生産できます。

数百の穴が必要なシートでは、成形加工では樹脂の回り込みが不安定になり、プレス加工では高額な金型費が問題となります。
当社は切削加工によって、これらの課題を安定かつ低コストで解決しています。

お客様の仕様に合わせた厚み・材質の樹脂シートをワークサイズ状態で加飾印刷し、その後に切削加工を行う工程を採用しています。
成形品のように1個ずつ加飾する必要がなく、多面付で同時印刷できるためコストを大幅に削減できます。

カラーフィルターなどでは、全体で均一な分光透過率が求められます。
当社ではシートメーカーとの協業体制により、分光透過率を管理したシートを用意。
高い安定性と性能を持つ製品を提供しています。

成形加工では困難な多様な表面コーティングも、シート加工なら可能です。

これらをシート段階で施すことで、均一で高品質な仕上がりを実現します。

「切削加工はコストが高い」という懸念に対し、当社は5軸・10軸・最大16軸の切削加工機を導入。
ロット数や仕様に応じて最適な設備を選定し、イニシャルコストと単価の両面で低減を図っています。
16軸機は一般的な4軸機に比べ約4倍の生産効率を誇り、工賃面でも高い競争力を持っています。

以下のような素材に対しても高品質な仕上がりを実現できます

さらに、射出成形では金型代が数百万円かかるところ、切削加工なら数十万円のバイト代のみで対応可能。
小ロットや試作にも最適で、設計変更にも柔軟に対応します。マイナーチェンジの際も余計なコストをかけずに改良が可能です。